双方共インナーポケット付
35年程も前の修行中に同じ様なタイプの物を造った事を思い出します。当時はシンプルルなどとは思いもよらず単に未熟で技術が追いつかず「単純」な物しか出来なかったのだと客観的に見えてしまうのでなにやら「ほろ苦い」感慨を覚えます。以降機能の豊富さを誇ってみたり、デザインの奇抜さばかりを追いかけてみたりと模索の年月を重ねて今に至り様々な物が見えてきました。「シンプルな物の持つ圧倒的な存在感」と「強靭さ」を兼ね備えた物だとつくづく思い知らされました。(35年の時を超えて今の機会を得、原点回帰が出来た事に感謝大です。)
多脂牛(ヌメ)キャメル によるボストンバッグとポーチ  

シンプルな物程誤魔化しが効かず技を問われます。上手、下手がはっきり分かってしまうのです、造り手にとっては緊張感、集中力を要求されます。

両方で1セット
革職人MOO ギャラリーのページです。

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Simple is Best を標榜する私にとってK.T.氏は良き理解者でもあります、もともと革屋さんを父に持つ彼御自身の革への「こだわり」と「ウンチク」は相当なもので革選びもデザインも御本人の手によるもので15年間考え続けてきた末のデザインや寸法との事、永年に亘り温め続けた彼のアイディアが形になった時の満足そうな喜色満面の微笑みと充足感に満ち足りたお顔が印象的でした。